デジタル通貨

2020年、仮想通貨のビットコインは今後どうなる?

仮想通貨の代名詞であるビットコインは、日本でもビットコイン決済ができる店やサービスがあるなど、活用できる場所が広がっています。ビットコインは値上がりと暴落を繰り返して成長してきました。今後ビットコインの価値はどのようなものになっていくのでしょうか?2019年の大暴落などこれまでの歴史を振り返りながら、どのような動きを見せるのか予測します。

ビットコイン暴落と急騰の歴史

ビットコインが初めて注目されたのは、2011年に仮想通貨取引所のマウントゴックスがハッキングの被害を受けた事件が発端といえます。当時1ビットコインは、1,400円程度だった価値がその事件で200円になってしまいました。2013年にはキプロスの金融危機があったため、ユーロの信用が低下し、ビットコインの人気が上昇します。2013年の12月には、NHKでビットコインが紹介され、日本でも地名度が上がるようになりました。この頃の価格は、110,000円です。2014年にはマウントゴックスの倒産で、また18,000円に下がったものの、また少しずつ価格が上昇していきます。2015年〜2016年は50,000円前後の価格を推移していましたが、2017年にはバブルを迎え、価格がどんどん高騰していきました。2017年の12月の終値は、史上最高価格の2,350,517円を記録しています。2018年には韓国政府の仮想通貨取引規制や広告の自主規制が始まり、仮想通貨取引所がハッキングの被害を受けることもありました。

2019年に入り、1,000,000円前後の価格で推移していたビットコインですが、11月には750,000円まで暴落しました。しかし、また値を上げて12月には820,000円まで戻しています。値が下がってしまった理由は、Binance上海事務所が中国当局の立ち入り捜査の対象になったという報道があったからでした。実際には、Binance上海事務所は存在せず、CEOがその報道を否定することで、その報道が正しくないことがわかっています。また、同じ日に中国が仮想通貨を取り締まることを決定しました。中国金融監督管理委員会と中国の中央銀行が仮想通貨取引所を立入捜査することにしたのです。中国は、仮想通貨のマーケットにとっても重要な役割を果たしています。事実がなくても、ネガティブな報道がされると、投資家は慎重になります。その時は価格を下げさせる理由が重なり、高値を期待する材料がなかったということがあり、暴落してしまいました。ビットコインは、値段の上下を繰り返して成長してきたため、一時的な暴落をすることがあります。ニュースや報道、政府の動きを事前にチェックし、値動きを予測しましょう。

ビットコインの今後とは

ビットコインは、投資の専門家や金融学の権威が今後の成長を予測しています。米国の自己資産1,100億円の投資家、ティム・トライパーは、2014年の高騰を予測していた通りに的中させ、2023年までには、2,700,000円まで値をあげると予想をしているのです。その理由としては、ビットコインが他の通貨に代わり重要な役割を果たすことが考えられると述べています。米国財政コンサルタントのジョン・ブランディー氏は、ビットコインは今後も生き残り、金融市場を牽引する存在になると断言しています。アメリカでは金融のプロや企業家の多くがビットコインの将来性を評価しているのです。日本でも、楽天やLINE、三菱東京UFJ銀行もビットコインをサービス内に導入し、大企業がその将来性を期待していることがわかります。現金よりも、電子マネーが普及しつつある日本は、今後仮想通貨のビットコインが世界共通通貨になれば、決済手段に多く使われる可能性が高いです。その時にはビットコインの価値も大幅にアップするでしょう。

注意が必要なのは、ビットコインは紙幣と違い、発行数に上限があることです。上限数は2,100万枚で、それ以上ビットコインを作り出すことはできません。発行量の限界に達しても、売買は続くため購入することは可能です。この上限のおかげで、ビットコイン自体の価値をあげることができます。これは、金などの資産に限りがあるのと同じロジックです。2033年の時点で、ビットコインの99%が発行される予定となっているので、上限が近づくとビットコインの価値は高騰することが考えられます。実際に上限に達するのは2140年ごろなので取引について心配することはありませんが、高騰を後押しする理由になるのです。現在ビットコインはその知名度が上がり、取引を始める初心者も増えています。多くの人が興味を持てば、ビットコインの希少性も上がるのです。世界経済の影響や仮想通貨に関するネガティブな報道により、ビットコインは一時的に値を下げることもあります。その時にはパニックにならず、その値動きが一時的なものかどうかを慎重に見極めてください。長期的に成長が期待できるビットコインは、仮想通貨を取り巻くニュースに注目して値動きをみましょう。

今後さらなる成長が期待できるビットコイン

ビットコインが暴落する理由のほとんどは、外国政府の仮想通貨規制の報道がなされたことによる一時的なものです。ビットコインは世界共通通貨になる可能性が高いと金融の専門家の多くが予想しており、高値が予想されています。知名度が上がっていることもあり、発行上限数に近づきつつビットコインは、今後も希少価値は上がるでしょう。今後は、仮想通貨に関する報道が本当かどうかをしっかりと見極め、値動きに注目してください。

貧困専業主婦世帯?前のページ

賃金が上がらないなら仕事は頑張らず資産を増やす次のページ

ピックアップ記事

  1. iPhone15を購入する前に知っておきたいメリットとデメリットとは?
  2. 【速報】アップル、待望の最新M3チップ搭載MacBook ProとiMacを発表…
  3. 7ステップで完全マスター!YOASOBIの歌詞解析テクニック
  4. 毎日の支払いに!仮想通貨活用法4選
  5. 【速報】遂にiPhone 15とiPhone 15 Plusが発売開始。その魅力…

関連記事

  1. その他・雑記

    ビットコインとイーサリアム: どちらを選ぶべきか?

    どうもcreater.kです。ビットコインとイーサリ…

  2. デジタル通貨

    暗号資産フォーラム「BitcoinTalk」

    BitcoinTalkは情報収集に役立つ:暗号資産(仮想通貨…

  3. デジタル通貨

    crypto mallとは?仮想通貨で買い物できる最大手ショッピングモール

    crypto mall(クリプトモール)とは、仮想通貨でのみ決済が行…

  4. デジタル通貨

    草コインへの投資!リスクとリターンを理解することが大事!

    暗号資産である草コインには、ハイリスク・ハイリターンのイメージがあり…

  5. デジタル通貨

    デジタル通貨 実証実験へ

    今月9日に日銀は、中央銀行デジタル通貨(CBDS)に関する…

暗号資産(仮想通貨)レート

JPY
USD
EUR
bitcoinBitcoin (BTC)
¥13.967.918,43
ethereumEthereum (ETH)
¥491.530,60
litecoinLitecoin (LTC)
¥12.624,76
xrpXRP (XRP)
¥308,41
bitcoinBitcoin (BTC)
$ 0.00000000000000
ethereumEthereum (ETH)
$ 0.00000000000000
litecoinLitecoin (LTC)
$ 0.00000000000000
xrpXRP (XRP)
$ 0.00000000000000
bitcoinBitcoin (BTC)
76,347.95
ethereumEthereum (ETH)
2,686.68
litecoinLitecoin (LTC)
69.01
xrpXRP (XRP)
1.69

SSL

スポンサー




アーカイブ

Twitter

https://x.com/MiscblogNet

  1. マネー&ライフ

    貯蓄額でも家族形態でもなく、仕組みを使っていくら稼げるかがカギとなる
  2. マネー&ライフ

    20代の結婚観はわりと堅実
  3. マネー&ライフ

    有効な「定活(定年後のための準備活動)」
  4. マネー&ライフ

    デュアルライフ(二拠点生活)を始めるにあたって
  5. マネー&ライフ

    感染拡大で地方移住の高まり
PAGE TOP