デジタル通貨

暗号資産PDTを運営するパラダイス・プロジェクト(PARADISE PROJECT)の現状と展望

パラダイス・プロジェクト(PARADISE PROJECT)は2020年頃から話題に上るようになった暗号資産関連プロジェクトです。プロジェクトメンバーに以前から暗号資産の開発に関わってきた人物が多いことから、卓越した内容のプラットフォームを提供するのではないかと期待されています。ここでは、パラダイス・プロジェクトについて詳しく見ていきましょう。

パラダイス・プロジェクトは斬新なトークンエコノミーを提供

パラダイス・プロジェクト(PARADISE PROJECT)は2017年にロンドンで生まれたプロジェクトです。新しいトークンエコノミーを実現する目的で開発が進められているのが特徴で、独自の暗号資産だけでなく暗号通貨取引所やOne Mallと呼ばれていたマーケットプレイスの提供もしています。ここで、パラダイス・プロジェクトの現在に至るまでの動向を掘り下げてみましょう。

・暗号資産パラダイストークン(PDT)の提供

パラダイス・プロジェクトが提供する暗号資産は、パラダイストークン(Paradise Token、PDT)です。パラダイストークンはイーサリアム(ETH)をブロックチェーンのプラットフォームとして採用していて、頑強で信頼性のある基盤が構築されています。現状では3億PDTもの発行が完了し、1ETHが10,000PDTから14000PDT程度でのレートで取引が進められている状況です。その70%が一般に流通していることから、確かな市場の獲得に成功しているとわかります。

・中間コストがない迅速なトークンエコノミーの実現

パラダイス・プロジェクトは流通のためにプロジェクトの方向性を微修正してきましたが、根本にある理念は変化していません。従来、サービスの提供者と消費者の橋渡しとして代理店などが存在してきた取引を暗号資産を通じて直接取引に置き換えるのが目的です。暗号資産による取引とすることでサービスの提供者は中間コストを削減でき、さらに消費者も迅速なサービスの提供を受けられるメリットが生まれます。このような新しいトークンエコノミーを実現するためのプラットフォームを提供するのが、パラダイス・プロジェクトの目標です。

・パラダイス・プロジェクトが手掛けるサービス

パラダイス・プロジェクトではパラダイストークンの発行や運営をするだけでなく、独自のトークンエコノミーを実現するために独自のサービスの開発を進めています。初期からスタートしたのが、パラダイスエクスチェンジ(Paradise Exchange)という暗号資産取引所です。パラダイスエクスチェンジではパラダイストークンの現物取引だけでなくOTC取引と先物取引も可能で、資産運用のプラットフォームとしても活用できます。また、アフィリエイトも導入されているため、パラダイス・プロジェクトの理念に共感して利用したいと考える人や新規暗号資産の価値上昇を狙う投資家を紹介して利益を得ることも可能です。

また、パラダイス・プロジェクトはマーケットプレイスのOne Mallを運営していましたが、One Base Market Placeに名称を変更しています。このマーケットプレイスは会員登録をすれば個人も自由に出品や購入が可能で、パラダイストークンによる取引となるのが特徴です。商品販売だけでなくイベントの告知にも利用可能で、スキルマーケットとしての活用も可能な利用範囲の広いプラットフォームとなっています。この他にも、ユダヤの教えに基づいてサービスを提供しているGATE OF 2.0コミュニティーの利用にもパラダイストークンを使えるようにするなど、パラダイストークンの利用機会を増やし続けてきています。

パラダイス・プロジェクトの現状と今後の展開

パラダイス・プロジェクトは独自の暗号資産と取引所を基盤とするトークンエコノミーの確立を目指してきましたが、近年になって急速な展開を見せています。その現状と今後の展望を見ていきましょう。

・ホテルを中心とした展開

パラダイス・プロジェクトでは、観光業界に着目したサービス展開を急速に進めています。ホテルでの決済手段として、パラダイストークンを使えるようにしたのが特徴です。既に世界各国のホテルとの提携を済ませていて、日本国内でもホテルニューオータニやANAインターコンチネンタル、ハイアットリージェンシーなどの有名ホテルで採用されています。旅行代理店を介さずに直接取引が可能なホテルチェーンを作り上げ、ホテルと消費者の両方から注目されるサービスプラットフォームを提供することを目指しています。

・プラットフォームの拡張の可能性

観光業界を中心としたプラットフォームの拡張が今後は続いていくと期待されます。既にホテルだけでなくレストランや航空チケットなどへの展開を進めていて、エンターテイメントに関わるあらゆるサービスへの拡張を目指している状況です。ホテル産業を皮切りにして、娯楽や旅行に関連するトークンエコノミーが実現される可能性が切り開かれています。

パラダイス・プロジェクトの動きに注目しよう

パラダイス・プロジェクトはイーサリアムベースのブロックチェーンを利用して独自の暗号資産のパラダイストークンを開発し、斬新なトークンエコノミーの実現を目指して躍進しています。ホテル産業に着目したサービス展開が成功すれば、エンターテイメント全般に及ぶプラットフォームが生まれる可能性があるため、今後のパラダイス・プロジェクトの動向には注目する価値があるでしょう。

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