先月7日、米食品医薬品局(FDA)は日本の製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンが共同開発した
アルツハイマー病新薬
「アデュカヌマブ」
を承認した。
症状を一時的に軽くする薬はあるが、病気が進む仕組みに直接作用し、認知機能の悪化を遅らせることを狙う薬は初めてとのこと。
アルツハイマー病の新薬承認は米国では2003年以来である。
高齢化が進む世界各地の認知症対策に大きな影響を及ぼしそうだ。
日本の厚生労働省にも昨年12月に承認を申請しており、当局が審査中だ。
承認の条件として有効性を確認する検証試験の実施を義務付けた。
FDAは臨床試験からは効果は不確実としたが、脳内の有害なたんぱく質を減少させることを認め
「臨床上の有効性を合理的に予測できる」
と説明。
「迅速承認」
という手続きで承認した。
検証試験で期待通りの効果が得られなければ、承認の取り消しも有り得るとしている。
このタンパク質は
「アミロイドベータ」
で、発症の20年ほど前から脳内に蓄積し、神経細胞を壊して認知機能を低下させると考えられている。
企業側によると、3種類の治験で18カ月投与した被験者でアミロイドベータが59~71%減少した。
バイオジェンとエーザイの発表によると、4週間に一回の点滴投与で、価格の目安は年5万6千㌦(日本円約610万円)としている。
米国のアルツハイマー病患者は600万人以上で、両社は対象になりうる早期の患者が100万~200万人と推計している。
高齢化社会が進むこの日本に、このような新薬は革命的ですね。
認知症予備軍の高齢者がいらっしゃる家庭は、少なからずいるかと思います。
そのような家庭に、この薬は希望の光といえるでしょう。
脳障害によるトラブルは今後少なくなっていき、温かな家庭環境になってほしいものですね。














