マネー&ライフ

退職金は老後の希望?

昨年6月に老後2,000万円問題が騒がれて以来、将来が不安と言う人が増えました。子育てを終えてローンを支払い終えた後にこれだけの額を用意するのはなかなか難しいので、退職金に希望を託す人も多いかと思いますが、実際頼れそなものなのか見てみたいと思います。

どれくらい出るものなのか

今現在、定年時の退職金としてどれくらいもらえるものなのか少し調べて見ると、例えばファイナンシャルフィールドによると1,058万円(銀行業界)~1,952万円(私鉄・バス会社業界)と開きがあり、色々な業界を合わせた平均額は約1,200万円とあります(「気になる退職金…みんないくらもらっている?」(https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200210-00010001-ffield-bus_all))。銀行のほうが安く、製造・建設・交通関連のほうが高いのが意外でしたが、一昔前の数千万円のイメージと比較するとすこし少ないような印象も受けました。

昔と違い今は転職も当たり前になってきたので、かならずしも退職金=定年になってからもらうお金、ではなくなってきましたが、転職などの自己都合で退職する場合は、先程と同じように銀行は一番安めでたったの100万円弱、製造業などでも300万円弱とかなり下がります。

日本企業ではありませんが、今までも時々転職などで会社を出る人から「驚くほど安くてがっかりというか、もらってむなしさのようなものを感じた」と聞かされてはいましたが、自分から出てしまうと本当に少なくなるようですね。

かといって自分に合わないもしくは希望がないところに居続けるのもつらいものです。

コメント欄にもこれだけの額でも出れば御の字というものがもありましたが、退職金が出ないところもあるようです。

先程の記事によると、もともと退職金支給の制度は法制化されたものではなく、各企業が自主的に行っているものなので、最初から就業規則に定めがないのであれば退職金はナシでも別に問題はないようです。

退職金と聞くと、問題さえ起こさなければ退職時には受け取れるものくらいの認識でしたが、就職・転職活動する人たちは注意した方が良さそうです。

入社の面接時に退職金が出るかどうかを真正面から確認しようとすると怪訝な顔をされてしまうかもしれませんが、「65まで頑張らせて頂くつもりでして」の意味合いで聞いてみるといいかもしれません。

数字上は老後2,000万円問題をクリアできそうだけど

このように各社の支給額だけを見ると、もし定年前に持つ預貯金が少なかったとしても退職金が支給されれば一応数字上は資金の準備が整いそうです。

ただ、わりと多くの人は65歳くらいまでには住宅のローンを払い終えるか残債がほとんどないところまで辿り着き、子どもも独立して手が掛からないようになりますが、人によってはまだローンの残額が大きかったり、子どもにお金が掛かったりするし、これからは年金も出るしある程度のまとまったお金が入ったからということで少し贅沢な旅行や買い物をしてしまう人もいます。

そうすると資金が乏しいところからのスタートとなり老後がきつくなります。

そうでなくても大部分の人はそれまで普通に働きお金をもらう⇒貯める⇒使う、だけをやってきているので、老後資金としてある程度のお金があったとしても、年金で生活費を賄えない部分はそれを取り崩していくことになります。

仮に退職金の支給前に2,000万円以上を準備できたとしても、それ自体は変わりません。千数百万円分も増えれば心持は少し違うかもしれませんが、足りない毎に取り崩すを繰り返していけば、目減りする預金額を見ればどうしても不安を感じるでしょう。おそらく1億円あっても不安は消えません。

それに、企業の側も最近になって70歳までの雇用が義務化される前に先手を打って高齢者雇用負担の軽減を進めているので、この流れのままで行くと、そのうち定年時にもらう退職金というのも自体もなくなってしまいそうなので、できれば最初からこれには当てにしない方が良さそうです。

現金が無くなる=生きられないかも…の不安を和らげるには、繰り返しお金を生んでくれるものを持つことが有効なので、 定年を迎える前に、家賃や配当などを安定して生み続けてくれるものを探して持っておくと、少しでも安心が得られます。

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