デジタル通貨

国内初暗号通貨レンディングサービス「CoinOn(コインオン)」

いま、仮想通貨のレンディングという物が静かに流行り始めています。
暗号通貨レンディングとは、暗号通貨を必要としている人貸し出し、期間中金利を得るサービスのことを指します。

保有するデジタル資産を貸し出し、その資産は主に取引所を通じて暗号通貨を借りたい(多く売買することで多く儲けられるチャンスがあるため)ユーザに金利を追加して貸し出します。
この利益の一部がレンディングで貸し出したユーザに還元されるということです。

実は、銀行での預金利息と同じビジネスモデルです。
つまり、暗号通貨レンディングは、リスクの高い取引・売買をせずともウォレットの中で「寝かせているだけ」の資産を貸すことで数%の利率で儲けられる投資方法なのです。

取引所では2つの取引方法があります。
まずよく行われるのがいわゆる現物取引で、暗号通貨の現物を自分の資金で買うやりかたです。この場合はまず現金が必要です。

一方、レバレッジ取引と呼ばれる投資方法では、証拠金としての暗号通貨が必要になることがあります。
レバレッジ取引のうちの信用取引で暗号通貨が不足する場合、レンディングで借りることで売買を続行することが可能です。

ここで「BTCを貸してあげますよ!利息がかかります」と取引所でトレーダーに貸し出される資金が、正にレンディングで提供される、つまりレンディングの利息を求めて貸している「貸し手」からの資金なのです。

<CoinOn(コインオン)>

さて、ここまでは以前もご紹介した事があったと思います。
今回は現時点の情報では日本初と言える、仮想通貨貸出に「特化した」レンディングサービス「CoinOn(コインオン)」の紹介です。

このCoinOnはレンディング専門のサービスで、まず投資したい人が、保有する暗号通貨をCoinOnに預けて「貸し出す」ことで、相応の貸借料(利息)を受け取るというサービスです。

「CoinOn」は、東証1部上場企業であるVOYAGE GROUPとカウンティアバンク株式会社と東証1部上場企業であるVOYAGEグループとが合弁で運営します。
まだ正式にはリリースされておらず、現在先行受付中です。
正式リリースについては、現時点で2018年内を予定していると発表されています。

社名:カウンティアバンク株式会社
所在地:東京都渋谷区渋谷1-4-8
代表取締役:姥貝賢次氏
設立:2017年11月22日
資本金:6,000万円
事業内容:仮想通貨関連事業


社名:株式会社VOYAGE GROUP
所在地:東京都渋谷区神泉町8-16 渋谷ファーストプレイス8階
代表取締役社長兼CEO:宇佐美進典氏
設立:1999年10月8日
資本金:10億5,900万円
事業内容:アドプラットフォーム事業/ポイントメディア事業/インキュベーション事業

<貸出期間は最短1日>

「CoinOn(コインオン)」では、ユーザー保有のビットコイン貸し出し「賃借料」という名目でビットコインを毎日受け取れるサービスです。
賃借料のレートは定期的に変動します。
現時点での年間期待リターンは、最大10%(税込)になると発表されています。

最小貸付額は1BTC以上で、貸出期間については最短で1日です。
以前仮想通貨レンディングについて解説した際は、貸出期間は結構長くなるものが多いので注意としておりましたが、「CoinOn(コインオン)」の利用ではそのような事は無いようです。

レンディング契約は自動更新されるため、自動的に毎日賃借料が貸出し残高へ追加され、その合算額が翌営業日に貸し出される、つまり複利を期待できます。

<運用例>

ユーザが1BTCをCoinOnに貸し付け、1ヶ月後に引き出した場合、現時点のレートでは「1.00813179BTC」を得られます。
日利0.027%であり、上記の例では0.00813179BTC、時価で約6500円が1ヶ月で手に入る計算です。

ただし賃借料については毎日変動するため、レートは常に留意する必要があります。全額を全部複利で運用した場合の年間期待値は最大で10%(税込)になります。

具体的手順(予定)>
レンディングにあたっては、ユーザは保有する仮想通貨(現時点ではビットコインのみ)を、コインオン(カウンティアバンク株式会社)が借り入れるための仮想通貨消費貸借契約を締結します。

ユーザは自分のビットコインウォレットや取引所のアカウントからBTCをCoinOnに送付します。預けられたBTCに対して、コインオン所定の料率を加えたBTCが一日単位で受け取ります。

<出金について>
ユーザの引き出し申請については5営業日で出金される規定になっています。
レンディングは1日単位であるため、基本的に解約という概念がないのも「CoinOn(コインオン)」の特徴です。

「CoinOn(コインオン)」の最大の特徴は、複利運用ができることが大きなポイントです。
毎日発生する貸借料をそのまま残高に加算し、さらに運用されるため、貸借料の増加が進んでいきます。

さらに90日、120日といった縛りがなく、1日単位のためいつでも貸出を中止して引き出すことができるのは安心感が高く、レンディング投資につきものの長期的な不安感を払拭できます。

なおCoinOnは、将来的にビットコイン以外のコインも取り扱う予定があるとのことです。

花火大会の季節:熱海では年間1を通して10回近く開催前のページ

日本で使えるアルトコインの現状と今後を予想する次のページ

ピックアップ記事

  1. 毎日の支払いに!仮想通貨活用法4選
  2. 【速報】Breaking down(ブレイキングダウン)はもう終わり?犯罪者や出…
  3. 【速報】遂にiPhone 15とiPhone 15 Plusが発売開始。その魅力…
  4. 7ステップで完全マスター!YOASOBIの歌詞解析テクニック
  5. iPhone15を購入する前に知っておきたいメリットとデメリットとは?

関連記事

  1. デジタル通貨

    「暗号資産」(仮想通貨)を分かりやすく解説します

    前回ご紹介した「暗号資産」について、さらに詳しく、分かりやすくご説明…

  2. デジタル通貨

    オンラインゲームプラットフォームEnjin(エンジン)で流通している暗号資産「Enjin Coin」…

    2019年末、およそ50%もの急激な値上がりをした仮想通貨があります…

  3. デジタル通貨

    安心、安全、便利な暗号資産取引所のfisco(Zaif Exchange)

    ビットコインに限らず仮想通貨はネット上に存在するデジタルデータなので…

  4. デジタル通貨

    セキュリティの堅い暗号通貨取引所のLiquid by Quoine

    ここでは、Liquid by Quoine(リキッド)の特徴をご紹介…

  5. デジタル通貨

    Harmony (ハーモニー)はどんな暗号資産?特徴を詳しく解説

    2017年に大幅な値上がりによって注目を集めた暗号資産(仮想通貨)で…

  6. デジタル通貨

    暗号資産「cOban」(コバン)はどんな通貨?

    仮想通貨は今や種類が1,500以上存在していると言われていますが、そ…

暗号資産(仮想通貨)レート

JPY
USD
EUR
bitcoinBitcoin (BTC)
¥17.112.192,31
ethereumEthereum (ETH)
¥539.385,95
litecoinLitecoin (LTC)
¥15.533,61
xrpXRP (XRP)
¥435,76
bitcoinBitcoin (BTC)
$ 114,698.73
ethereumEthereum (ETH)
$ 3,615.37
litecoinLitecoin (LTC)
$ 104.12
xrpXRP (XRP)
$ 2.92
bitcoinBitcoin (BTC)
100,333.35
ethereumEthereum (ETH)
3,162.56
litecoinLitecoin (LTC)
91.08
xrpXRP (XRP)
2.55

SSL

スポンサー




アーカイブ

Twitter

https://x.com/MiscblogNet

  1. マネー&ライフ

    年金は前倒しでもらうのが得か、後に延ばすのがいいのか
  2. ココロとカラダ

    「大麻」最多の5千人超
  3. ココロとカラダ

    千葉市蘇我スポーツ公園にてロッキン開催決定。近くの美味しくて、口コミが多いお店を…
  4. マネー&ライフ

    金融リテラシーを身につける重要性
  5. マネー&ライフ

    毎月5~6万円程度の副収入があれば十分
PAGE TOP