マネー&ライフ

他に収入源があれば問題なし

コロナ禍の影響で収入減となった人は多く、先日も航空業界などではパイロットを除くほとんどの社員の給料を3割カットするといった報道もありました。

給料が一気に3割以上もカットとなると、それまでと同じ水準での生活はできなくなるなり、やはり給料一本で生きていくのはリスクが大きいと感じます。

大きな収入減には、支出を削るだけでは対応しきれないので、日頃から給料以外の収入源を持っておくことが重要です。

支出のカットだけでは足りない

収入が大きく減った時の対応策としては、ひとつはまずは支出を減らすこと、もう一つは収入を増やすことと、大きくこの二つしかありません。

二つ目の「収入を増やす」については手が掛かるし難しいと見る人が多いので、 サンキュ!の「収入が半分になっても乗り切れる「家計」の守り方」 などでも「お金のプロ」は手っ取り早い方法としてまずムダな支出を削るように提言されていますが…

支出の削減については、「安易に支出を削って対応しようとすると発想が貧困化するだけ=だんだん頭を使わなくなる」ということで支出のカットを勧めない「お金のプロ」もいるとここでも触れましたが、そうは言ってもお金を生まない無駄な出費は無駄な出費でしかないので早めにカットする必要があります。

簡単にまとめると、給料1~2割程度のカットであれば、毎月の変動費を合わせてカットすれば何とかなるものの、3割以上ともなれば大きな固定費も思い切って削る必要ありと、わりと当たり前の内容でしかありませんが、たしかにそれくらいしか打つ手がありません。

それに繰り返しになりますが、お金を生んでくれるものであれば、苦しくてもケチるべきではないので、支出をカットするにしても限界があります。

ですから先程の記事中には給料半減ともなると「食費などの変動費に加えて住まいなどの大きな固定費もすべて見直すべし」とありますが、実際にはこういう場合はそれだけやっても結局生活が立ち行かなくなるようです。間近でもここ数年の間に大リストラが2回起きて、その都度まず先に高給の人から出されてしまい、中には多額のローンを抱えたまま出されてまだ再就職先が見つからない人も居ます。

支給された退職金を充てても残債は大きく、暮らしを維持するだけの職はなかなか見つからないようなので、金銭的に苦しくなり贅沢ができなくなってガマンの期間が長く続いたら家族も不仲になるでしょうし、もしかしたら結局全部失ってしまった人もいるかもしれません。

労働以外で稼ぐ

こうしたリスクに備えて、日頃から自分を磨いておくという方法もありますが、雇われて働くとなると、どこに属していようが基本的には常に勤め先の都合に人生が左右されるし、また同じように切られるリスクがあるのは変わらないので、あまりいい対策としては機能しません。生身の人間につぎ込んだ教育費も太陽光パネルと同じ年数くらいしか持ちません。

ではどうすればよいかというと、労働以外の収入源を持つことがは有効です。家賃や配当や広告料を稼いでくれる資産を持てば、突然の給料カットも怖くありません。

実需の堅い企業の業績はコロナ禍でも悪くないので、そうした企業の株式は配当を稼いでくれます。それらの産業に携わる人たちが住む不動産を持てば、家賃が入ります。こうした状況下でも必要となる/あるいは向いているサービスやモノを紹介するサイトであれば広告料を稼いでくれます。

一般的に投資と勘違いされている「投機=値動きで儲ける方法」とは違って、いわゆる王道の本当の意味での投資方法なので、これらからの稼ぎは景気の動向とあまり関係なく大体一定(事前に決められた額/料率)で、大きく稼ぐといったことは不可能ですが、その代わり、 じぶんの雇用状況や健康状態には一切関係なく稼いでくれるので、とても頼りになり、安心感を得られます。

投資が怖い・リスクが大きいと思う人は多く、たしかに必ず何かリスクがあることは紛れもない事実ですが、労働にも常に大きなリスクがあります。雇われている先の同僚の失敗で巻き添えを食らって責任を負わされたり、ケガをしたり頑張り過ぎて病気になったり、何より勤め先の都合でいつでもクビで無収入になり得るというどうにもならないリスクがあります。

上場企業○○が倒産したとか○○の土地建物が使えなくなったとか○○のサイトが消えたとかいったことよりも、じぶんのすぐそばで誰々がクビになったという噂やニュースを聞くことのほうが多いと思いませんか?

そう考えると、投資のほうが余程堅いように見えます。

いつ始めるか、何に触れるか・どうやるかも自分で選べます。勤め仕事はそうは行きません。自分で選べる/決められる部分は限られています。

一般的に投資と勘違いされている「投機=値動きで儲ける方法」とは違って、いわゆる王道の本当の意味での投資方法なので、これらから上がる稼ぎは景気の動向とあまり関係なく大体一定(事前に決められた額/料率)で、大きく稼ぐといったことは不可能ですが、その代わり、 じぶんの雇用状況や健康状態には一切関係なく稼いでくれるので、とても頼りになり、安心感を得られます。

投資をし続けて収入源を増やしていけば、いずれは給料の大半~ほとんどに相当する額を稼げるようになり、将来仕事をクビになって再就職先が見つからなかったとしても、あとはバイトで少し稼いで生活するといったことも可能になります。

突然の収入減に備えつつも危機におびえる続けるだけでなく、人生を楽しむためにも、少しずつ労働以外の収入源を増やしていきましょう。

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